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スタミフィルタァ


30
2017  18:00:00

【映画】「ゴースト・イン・ザ・シェル」は断然吹替版がオススメ! (少しネタバレ有り) #スカヨハ攻殻 #攻殻機動隊 #映画

観てきました「ゴースト・イン・ザ・シェル」。
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もともと「攻殻機動隊」大好きなので、すごく楽しみにしていました!
大好きと言っても、初めて観たのは深夜TVアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」だったし、テイストとしても完全にTVシリーズが好き。
今回実写化するにあたってのベースとなった劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は一度観たことがある程度で、再現性などをあまり比較することもできないのですが、特に観直すこともなく、この実写版観てきました。

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』公式サイト

大ヒット上映中!全世界で大絶賛されたSF作品の金字塔『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化!



日本版予告編


日本人が観るなら、日本語吹き替え版が断然オススメ


公開後少し時間が経ってから観たので、前評判もいろいろ聞いていました。
例えば「あれは攻殻機動隊としてはカウントしない」「ハリウッドとはいえ日本名で日本人をキャスティングしないってどういうことなの?」「逆にたけしだけは何で日本人なの?」などなど。。
だからというわけではありませんが、今回の吹き替え版のキャスティングは日本のアニメで声優を担当しているキャストがそのまま担当するという神キャスティングだったので、上映劇場が少なくシビアだなと思いながら吹き替え版を選びました。
結果、日本人が観るなら、そして攻殻機動隊を一度でも観たことがあるなら、断然吹替版をオススメしたいと思いました!
全身義体化されている場合は外見とゴースト(魂のようなもの)がちぐはぐでも何の不思議もないというかむしろ普通とも言えるのですが、言葉に関してはやっぱり日本語であって欲しいのですよね。
全身義体化されているのはミラ・キリアン少佐(草薙素子)とクゼのみなので、トグサやサイトー、イシカワまで外国人俳優というのは違和感しか無いままですが、やっぱりメインキャストの声の印象が変わらないというのはデカイです。

意外な見所


なんと桃井かおりさんが少佐の母親として登場します。
日本人である桃井さんですが、たけしさんとは違って英語で演じていらっしゃるようで、吹き替え版にはご本人がアテレコ指定らっしゃって、声は確かに桃井さんなのに口の動きと合っていないという部分は少し違和感がありましたw
でもすごく破天荒な娘を持った母親っぽかったし、ハリウッド仕様にボディランゲージもあって、すごい女優さんだなぁと思いました。
英語のお芝居も聞いてみたい。


残念なところ


ストーリーの改変が非難されていたりもするようですが、私はむしろそこはうまくまとめてくれたんじゃないかなぁと思っています。
確かに少佐の母親が出てきたりして、底知れぬ孤独から解放される少佐を見たかったかと言われると私はそうではありません。
しかしアニメ版だって、深夜アニメを作る時点で劇場版設定をガン無視したりしてきてるし今更何を?と思わないでも無いのです。

そんなことより個人的には以下の点が残念でした。

ひたすらに暗い
もともと劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」はTVシリーズと違ってシリアスな印象ではありましたが、実写版はさらにシリアスで、「自分とは」「どうやって生まれた」「ゴーストって何」といった少佐の苦悩が全面に出ていて、すごく暗いし中二感がすごい。
確かに心の底ではそう思っていたかも知れませんが、この雰囲気で固められるとちょっと。。
TVシリーズで常に交わされる皮肉満載の談笑はむしろ海外ドラマっぽいなぁと思っていたので、ハリウッドで映画化されてそういう要素が一切無いのは意外でした。

少佐がスタンドプレーばかりする
攻殻機動隊には、脇役も割と良い働きする、普通の刑事ドラマっぽさがあると思うのです。
少佐って「ブラックだけどデキる上司」の印象が強いけれど、今回はそういう雰囲気は全く無かったです。
司令塔としての役割が全然無いし、脇役はサイトーが一発デカイの決めたくらいで、全体的に少佐のスタンドプレーばかりが目立ってちょっと残念でした。

バトーとの恋愛関係が全然見え隠れしない
過去にクゼと恋愛関係にあったという設定だったので、バトーとは全くそういう雰囲気がなくて残念でした。
バトーはどこまでも少佐に優しく愛しててほしいし、少佐も絶対の信頼を寄せている関係性であって欲しかった。


満足度


★★★★☆
残念なところを具体的に挙げていくとすごく残念だったようにも見えますが、私としては「よくぞやってくれました」という気持ちです。
「マトリックス」を観たってそうですが、やっぱりこういうSFはCGバリバリの実写で作ったらすごく見応えあるんですよね。
街並み1つとってもいちいちすごい。
作った人たちが「攻殻機動隊」リスペクトなんだなってすごく伝わってきました。
ストーリーの改変については「する必要無かったのでは」と思うしそう言われたらそこまでですが、これはこれでもう1つの「攻殻機動隊」としてアリかなと。
あと、大事なことなのでもう一度言いますが、日本語吹き替え版がおすすめです。


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