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2010 15:00:00
"素人"を"写真が上手い人"に成り上がらせてくれるマイクロ一眼 GF1
もともと写真を撮るのも見せるのも好きなわけですが、それはあくまで素人の私が素人なりの力で撮っているものであって、決して人に「写真が上手い人」として認識させるようなレベルではありませんでした。
もちろん、トイカメラなど使っていたりするので、その写真の出来がどうとかは言われたりしますけども。
それがですよ…GF1を使い始めて3ヶ月半。
flickrに上げた写真に「favorite」が付いたりすることもしばしば。
友人からはわざわざ「この前のあの写真すごく良かった!どうやって撮ったの?」という話題を振られ、初対面の人からは「あー、あの写真がきれいなブログの人ですね」と言われ、この前は須田さん(プロとして撮影もしている)からセルフポートレートについて「相当完成度高いな。鏡越しの写真としては多分今まで見た写真の中でトップ。」と、ベタ褒めしていただきました…。
↓最終的には肌荒れとか消してレタッチ&トリミングしてくれましたーwプロフィール画像に使おうかな。

いつの間にかブログに載せている写真自体がコンテンツとして力を持ったり、写真の完成度についてご意見をいただけるようになったということですね。
さらっと言っちゃったけど、これってスゴイことだと思います。
何もしていないのにそんなにいきなり腕が上がるわけもないし、知識レベルの意味でもこの3ヵ月半で何か変わったかと聞かれれば、ハッキリ言って一つも進歩していませんw
努力してないのに結果だけはこんなに出てきちゃって何だか罪悪感すら感じます…
もうホント、GF1サマサマとしかwwwww
私はPanasonicの回し者でも何でもありませんが、このカメラ、"素人にそれなりの写真を撮らせる"という意味では最高です…!(それ以上のことは、私自身が素人なのでさっぱり分かりませんが汗)
特に前回の記事でもイチオシで紹介した「レトロモード」で撮った写真については群を抜いて人気がありますよ。
実は地味に珍しい機能なので、かなり多くの人が「あの風合いはどうやって出したのか?」という質問をしてきますし、「あの雰囲気が好き」と言われる写真はレトロモードで撮影したものがほとんどです。




トイカメラや最近iPhoneアプリで大流行の"instagram"等のコンセプトもそうだと思いますが、ある程度きれいな写真なんかみんなが撮れるし、撮った写真をネットにアップすることが当たり前になった今では、ただ記録としての写真が撮りたいのではなくて、みんな人に見せる前提で"作品"とか"コレクション"としての写真が撮りたいんですよね(しかも手軽に)。
マイクロ一眼は、精度を出来る限り下げずに価格を下げることに成功したことに注目されがちですが、GF1のマイカラーモード(レトロモードの他にもポップ、ピュア、ダイナミックアート等もある)や、OLYMPUS PENのアートフィルター等、さりげなく画像の加工機能の面にも力を入れているように見えますよ。先にあげたようなニーズに応えようとしているのだと思います。




本格派デジイチでやろうとするとレンズフィルターを使うことになるんでしょうけど、それ的なものがデフォルトの機能として備わっているのが良いですね。
これならお金もかからないし、ワンタッチでいろいろ試せます。
しかも撮影後に加工するのではなく、撮影時にリアルタイムで変換されているので、便利かどうかはさておき本当のフィルターのような気分で使えますよ。
Photoshopや"instagram"(iPhoneアプリ)を使って後からレタッチしても素敵な写真には仕上がりますが、「その時の自分にしか撮れなかった写真」とは言い切れない部分が出てくるという点で別物として捉えたいところです。
コンパクトデジカメではこういった面でもっと多機能な商品もたくさんあると思いますが、「肌をきれいに」とか「キラキラをもっとキラキラに」というようなギャルが喜びそうな方向に行きがちなので、これからは"作品"を撮りたい欲をワンタッチで満たしてくれるような機能を期待したいです。
デジカメの機能もプラグインで追加とか削除とか出来るようになったらいいのになぁ。
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まぁでも、とにかく現状ではGF1に超感謝!
本当に、私が単なる素人から"写真が上手い人"として見られるようになってきたのは、自分の力ではなくてカメラの力だと思っています。
上を目指す人にとってはある意味邪道なカメラなのかもしれませんが、まだ一眼を持ったことが無くて、純粋に写真を楽しみたい人にとってはすごく良いカメラ。
私ももうちょっと頑張って、tumblrで流行っているような素敵な写真を目指して頑張ります!