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2017  16:13:21

ダブルワークという働き方をスライドにまとめてみた #副業 #フリーランス #ダブルワーク

先日、デジタルハリウッドさん主催の「STUDIO新宿presents " Creator's Night "Vol.6
~ プロデューサー×デザイナー対談 自分の仕事の広げ方~」
というイベントで、ダブルワークという働き方についてお話ししてきました!
このイベントでは、いつもデジタルハリウッドの学生さんや卒業生をはじめ一般の方に向けて、いろいろな働き方のロールモデルとなるような人を招いてセミナー兼交流会を行っています。
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今回はいつも副業でお世話になっているBOOSTARの大澤さんとの対談だったので、当日はかなり具体的な例を挙げながら仕事の流れなどを説明しましたが、私個人の基本的な考え方についてのスライドは僭越ながらこれから副業を始めたい方やすでに始めている方向けにこのブログにも掲載しておきます。
(話の一部という感じなので、記事タイトルがちょっと釣りかもしれませんごめんなさい。)


現在の働き方


私はグラフィックデザインや映像制作、UXデザイン、イラスト制作などのスキルを、会社員と副業フリーランス2方向に活かしています。
会社員/フリーランスそれぞれの働き方に特徴があるので、同じスキルをベースにしていても実際の仕事はかなり違ったものになっていますよ。
この状態を一言でまとめると「収入源とチャンスの2本化」です。
クリエイターにかかわらず、みなさんのスキルを当てはめて、本業の他にフリーランスを始めることを考えてみてください。
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そもそも私が軽めの「ダブルワーク」「複業」という形にたどり着いた理由は、私の性質、性格を良い形に昇華させるところにあります。
なんとなく副業を始めたいと考えている方や「お金のため!」と考えている方も、改めてどんな理由があるか考えてみてください。
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私の中で一番大きいのは、やはり何と言っても下記の3点ですが、他にもメンタル面など、いろんな意味で今の「ダブルワーク」「複業」という形が合っているのです。

・「心配性」→「収入がゼロになりにくい」
・「もったいない症候群」→「スキルをフル活用」
・「勉強嫌い」→「常に実戦でスキルアップ」


私が挙げた以外の理由でも、挑戦してみること自体が理由でも良いと思うので、とにかくやる理由や目的をはっきりさせておくことをお勧めします。
その後の働き方や目的意識、モチベーションにいろいろな良い変化があると思いますよ。


副業フリーランスの仕事のつくり方


副業といっても「どんな仕事をすれば良いか、どうやって仕事を取れば良いかわからない」という方が多いと思います。

まずはどんな仕事をすれば良いかというところから。
私は学生時代からクラブ(音楽がかかっていてみんな踊っているところ)に出入りしていて、多様なスキル、働き方の人との出会いも多く、まだ無いビジネスの構想段階の話で盛り上がることが多かったのです。
このことが影響してか、普段から好きなことや見たり聞いたりしたものに対して「この件と絡めて自分なら何ができるだろう?」と無意識に考えるようになりました。
ただの妄想ですが、これが仕事をつくることにつながっています。
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生活する中で、好きなものや何気無く見たり聞いたりしたものに対していちいち「自分のスキルをベースにして出来ること」をイメージしていると、中には「これなら行ける」と思えるようなアイディアも出てきます。
それをとにかく人に話したり、ネットで発信したり、時には本気度高く仕事として提案したりして、感触を確かめます。
相手が協力してくれたり仕事をくれたり、人を紹介してくれるかもしれません。
すぐにできること、最後まで自分1人でできることであれば実際にやってから発信する方が良いですね。
私個人としてはLINEスタンプでGUとコラボできた件が、twitterでの発言から仕事に発展した良い例です。
その時反応が無くても、自分が良いと思うことは何度でもアピールしましょう。
全ては、自分がどのような考えを持っているのか、何ができるのかを誰かに知ってもらうところからです。


次に、もっと事務的なところで「環境/状況を最適化する」ことについて。
仕事を頑張る前に、まずはしっかりと成果をあげるための地盤を作っておくことが重要です。

副業をするにあたってありがちな悩みが以下の3点。

・できれば営業なんてしたくないけどせざるを得ない
・会社に内緒だから思うように動けない
・割ける時間が少なすぎてなかなか売上を上げられない


これらの問題を解決しないと、やりたい仕事に力をいれることすら出来ませんよね。
確定申告などの義務として発生してしまう部分は割り切ってやるとして、しなくても良いことはできる限りそぎ落とし、その分やりたい仕事に時間を割きたいものです。
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特に自分とは別の分野で独立したりフリーランスとして頑張っている人と仕事仲間になることには大きなメリットがあります。
「相手にできないことを自分が担う」という実にシンプルなチャンスを増やすだけなのですが、これがあると無いとでは仕事の入り方に大きな差が生まれると思います。
「今はそんな知り合い居ないよ」という人も、日常的な出会いを意識的に大切にしたり、いろいろな交流会やオフ会、セミナーなどに参加してはどうでしょう?
繋がりができたら、単なる「友人」ではなく「仕事仲間」になるという点も意識して積極的に自分をアピールしましょう。
一見がめついようにも見えますが、自分本位ではなく相手の役に立ちたいという考えからの行動であれば、相手にとってもメリットがあるはずなので、その辺も説明しながらお互いワクワクできるように話を進めればきっと嫌がられたりはしないはずです。
逆にあまり仕事の話をしたがらない人や納得できない値下げ交渉ばかりをしてくる人とは仕事上は距離をとるくらいの線引きをしても丁度良いと思います。

また、副業を応援してくれる会社に転職したり、今の職場できちんと副業を認めてもらうことはハードル高めにも思いますが、時代の流れは確実に「ダブルワーク」「複業」「副業」の追い風になっています。
今の職場で認めてもらいたい場合は、様子をうかがいながらできるだけ隠さなくても良い状況を作り出す方へ動きましょう。
私は副業をかなり意識して今の職場に転職しましたが、いろいろな意味で正解でした。
スライドにも書いたように、大きな仕事は会社で受けたり小さな仕事を回してもらえたりと、フレキシブルに「自分の仕事」が実現できることは一番大きいです。
それ以外にも、副業を応援してくれる会社はまだまだ珍しいので「ありがたい、この環境が無くなったら困るからしっかりやらなくては。」と思えたりします。

こうした環境/状況をつくっていけば、本来の仕事に力を入れることができるようになります。


当日使ったスライドの一部紹介はここまで。
「Creator's Night」ということで、クリエイターに偏った内容だったとは思いますが、そうでない方にも当てはまる部分はかなりあると思いますので、みなさんそれぞれの解釈で働き方を考えるきっかけにしていただけたらと思います。
対談では「お金をしっかりもらうのが難しい、どうすれば良いですか?」「収入の割合を教えて」などの質問でかなり赤裸々な部分もお話ししましたが、そこは当日参加していただいた方限定ということでw


当たり前にやっていることを整理して意識し直す


実は今回お話しした内容は、この機会が無ければ私の頭に散らばっているだけのぼやっとした情報でしかなかったのですが、こうして人に説明するために情報を整理して資料を作り実際に説明することで、自分の中の1つのセオリーとなりました。
当たり前にやっていることでも、改めて整理して目に見える形にして意識し直すことでずいぶん行動に現れてくるなぁと感じています。
イベント実施前の打ち合わせで自分の考えを述べたあたりからじわじわと効果が現れ、実施後は本当に意識的に動けています。
今までなんとなく動いていた場面でも「こういう時、私はこうする方針だった」「こういう目的でやっているわけだから、ここは焦らなくて大丈夫」と意識すれば、一挙手一投足にブレが出ませんね。

正直自分自身が一番勉強しちゃいましたw
また自分の考え方や行動についてお話しする機会などあれば、自分のための勉強という点も意識して挑戦してみたいと思います!


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